
大平技研では、世界最高水準の評価を頂いているMEGASTAR(メガスター)シリーズの現状に甘んじず、さらなる進化を求めて、日々、研究開発を行っています。ここでは、大平技研の研究開発活動の一端をご紹介します。
MEGASTARによって映し出された見事な星空に重ねた星座CG
光学式プラネタリウムであるMEGASTARは極めて高精細な星空を映し出せることが特長ですが、現代のプラネタリウムに求められる複雑な演出機能を実現するためには、デジタルプラネタリウム技術が欠かせません。高精細な星空にデジタルの絵筆を加えることで、科学教育からエンターテインメントまで、幅広い用途に対応できるようになるのです。大平技研では、MEGASTARと親和性が高く、強い感動と教育効果をあげられる次世代デジタルプラネタリウムシステムの研究開発を進めています。
完全自動で行うオートジオメトリ技術
JAXA(宇宙航空研究開発機構)のオープンラボ(ベンチャー企業育成)制度(2008年1月に本制度による助成は終了しました)のもと、MEGASTARのデジタル化の技術開発を行いました。その成果の一つが、デジタルプラネタリウムと光学式プラネタリウムであるMEGASTARの位置合わせを完全自動で行うオートジオメトリ技術と、FITS画像サーバです。
オートジオメトリは、MEGASTARに搭載された特殊センサを用いて、従来は職人が数日を要していたデジタル映像と、星空の位置合わせ(ジオメトリ調整)の完全自動化に世界で初めて成功。両者を融合させたハイブリッドシステムの設置調整や保守運用のコストを激減することができました。
また、FITS画像サーバは、天文研究用に用いられてきた画像フォーマット(FITS)で、ネットワーク上に、膨大な天体の画像を蓄積できるオンラインデータベースです。ユーザによるパブリックな投稿機能を備え、最新の天文情報をメガスター導入施設やオンラインプラネタリウムで閲覧できるサービスの実現に向けて準備を進めています。
坂戸児童センター
大平技研は埼玉県坂戸市との間に、次世代プラネタリウムの研究開発推進のために坂戸児童センターのドームを利用させていただく「ドーム利用協定」を締結。同センターの直径10mのドームを活用し、試写や技術検証を行っています。また、この協定によって得られた最新の研究成果は、坂戸市の市民や子どもたちに不定期に公開することで、地元への還元を行っています。

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